




大泉 溥:編
A5判/全360頁/並製/C3337
定価 9,680円(税込)
ISBN 978-4-87733-487-1
2021年1月25日刊行予定
20世紀末から今世紀にかけてわが国で生じた「子ども学」ブームが契機となり、本復刻シリーズ『日本の子ども研究』は編集された。〈中略〉 この復刻版『日本のこども研究―明治・大正・昭和―』では、1929年の世界大恐慌の波及や太平洋戦争などを重視して編集した。
明治以降における子どもの生活の社会化を背景として子ども研究の歴史を見れば、戦前・戦後の断絶と連続が論点となる。そこで、原著論文では、従来の子ども理解のあり方や1930年代の児童学論争と子どものからだ問題、生活の視点と戦後ヒューマニズム、心理学の実践性、児童問題の精神病理学的アプローチから精神衛生的児童相談へ、北大幼児園など子ども研究の条件づくりを歴史的に研究した論文を収録している。
―「発刊にあたって」より抜粋―
■日本の子ども研究 -復刻版解題と原著論文-
第Ⅰ部 復刻版『日本の子ども研究』の解題
第1章 復刻版の企画と編集
【付録】復刻版『日本の子ども研究』の収録文献一覧大泉 溥
第2章 復刻版に収録した文献の解説大泉 溥
第Ⅱ部 日本の子ども研究に関する原著論文集
特論1 倉橋惣三の方法と『子ども学のはじまり』
―「保育者」が「保育中の子ども」を理解すること―川田 学
特論2 山下徳治の児童学と富士川游の児童研究にみる1930年代の子ども研究
前田 晶子
特論3 城戸幡太郎の子ども研究
―「立場」と「生活」から「ヒューマニズム」へ―田岡 昌大
特論4 留岡清男の実践思想に注目して
―不良児研究における実践性の問題―加藤 弘通
特論5 留岡清男の「児童研究所」構想についての覚書大泉 溥
特論6 奥田三郎の子ども研究
―教育臨床における生活という視座―間宮 正幸
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